日本競艇の魅力 再発見 2007ネット競艇日記(3/12)
自分が日頃ギャンブルとして、楽しんでいる競艇。
世界に類を見ない我が国固有のギャンブルスポーツと言われている競艇。
それはまさに水上のプロアスリートとしての競艇選手達の、スポーツ頭脳に支えられた技と度胸と一瞬の判断力が織り成す水上の格闘技。
その素晴らしさを再発見してみたいと思います。
--------------------------------
その為にはまずアマチュアを含めた世界のモーターボートレースの構造を見ておくことが必要と考えます。既にご存知の方も多いとは思いますがもう一度復習しておきたいと思います。
◎世界のモーターボートレース統括機関
世界の上部機関として、国連のユニセフに属する国際モーターボート連盟(UIM)があります。
その下に各国の代表機関が位置します。
我が国の場合財団法人マリンスポーツ財団(MSF)が日本代表機関であり、その下部機関の各マリンスポーツ連盟等と共に、レースイベントや各種マリンスポーツ事業を運営されているという構造になっています。(注 プロのギャンブルスポーツ・競艇は独自の存在)
◎レーシングボートの艇体
①ハイドロプレーン 舟底がフラットなのが特徴で、主に湖や河川など水面が穏やかな場所でのレースにむいている艇体といえます。
②カタマラン(双胴艇) 艇体が双胴であることにより、ハイドロプレーンよりも耐波性・旋回性能に優れているといえます。ただ底の構造により水面の指向性は異なります。
③ランナバウト 舟底がV字型。いわゆる艦船に普通に採用されている底の構造を持った艇体です。海を征服しようという、人類の英知が生んだ艇体だけに水面の状態に左右されにくく、当然外洋レースもこなせることになります。
④オフショア 大型のレース艇で、艇体としては双胴のカタマランタイプとランナバウトタイプに大別できます。主に風波のある外洋レース向きの艇体であるといえます。
◎スタート方式
①ジェッティスタート スタートピットからスタート合図(レッドからグリーンへ、スタートランプの点灯が移る)を見て一斉にスタートする方式。
②ローリングスタート 待機水面に集まったレースボートをベースボートがスタートラインへ誘導。スタートフラッグの合図で一斉にスタート。
◎レースコース
①サーキットレース
1周1500mのサーキットコースを使用。規定された周回数を走りゴール順位を競う。日本国内で最大のフォーミュラークラスF3000クラスの場合30周前後を周回する(但し会場により異なる。)
②耐久レース
サーキットコースを使用。規定された時間内(30分以上)に走行した周回数を競う。オフショアクラスやVクラスでは外洋に出るラフなコースが設定される事が多い。オフショアクラスでは1周10Km前後のコースを45分から60分走行して周回数を競うのがスタンダード。
③スピードトライアルレース
1Kmの直線コースを1艇ずつ走行。タイムを計測して速度を競います。
---------------------------------
ここで日本のアマチュアパワーボートレースの映像を見てみましょう。色々探してみたのですが、まとまった映像としては財団法人マリンスポーツ財団の公式サイト(左下・競技会・パワーボートレース)から見てください。迫力ある映像が見れます。あと茨城県潮来市の観光案内サイト道の駅 いたこにUPされているパワーボートイベントの模様はこちら。毎年やってるのかな。潮来に行くことがあったら是非見たいっすね。
---------------------------------
こうした世界の様々なアマチュアモーターボートレースの魅力もさることながら、世界のモーターボートレースの中で競艇を見直してみると、
①基準タイムまでの1秒以内にスタートラインを通過しなければならない、フライングスタート方式という極めて特異な難易度の高いスタート方式が採用されている事(モータースポーツの1部では採用)。
②1周600mという極めて直線距離の短いコースで行われているため旋回技術・能力・旋回スピード・旋回後の艇の取り回しが極めて重要なポイントを占める。
③コースそのものが、人工的に区切られているため、極めて狭い水域でレースがとり行われる。勝負を分ける旋回はターンマーク付近の狭い空間に6艇が殺到する。そこで他艇との激突を避けながら、自艇に有利なコースを1瞬で選択し、艇を向けなければならない。
④使用するモーターや艇は抽選で決められ、各競艇場の整備士の支援はあるものの、その整備や調整は限定された条件の中で、基本的に選手自身で行なわなければならない。F1のように優秀なスタッフが自分だけの為に支援をしてくれる訳ではない。
また持ちペラ制度の下、ペラの開拓選定が興味を高める。
⑤完全な静水面ではない競艇場で、ハイドロプレーンという底がフラットで極めて制御しにくい艇体をMAX約時速80Kmで操りながら、アットいう間にやってくるターンマークに対処しつつ、勝負を争わなければならない。江戸川競艇場などは完全な自然水面といっても過言ではない訳で、そこでハイドロプレーンを操る技術は極めて高度なものが要求されている。
こうして見てくると、競艇選手はプロの整備士の能力と水上のプロアスリートとしての能力の同時並存という特殊な能力を要求されているわけで、世界のモーターボートレーサーを代表する存在だといえると思います。
選手がそうした能力を厳しいルールの下で、スタートそしてターンマークの1瞬の攻防に賭ける日本の競艇。
これはある意味武道の心を失わない技術立国日本を代表する、そして世界に一つしかない特徴を持った、水上のモータースポーツであると言っても過言ではないと思います。
また2003年以降だけでも故木村厚子選手・故中島康孝選手・故坂谷真史選手と、3名の尊い殉職者を出している競艇。
選手も真剣である以上、少なくとも競艇を愛するファンの一人である自分は競艇選手に敬意を表し、真剣に競艇を楽しみたいと思います。
競艇は当たった・外れたで楽しむのは本当にもったいない。
選手の心理や作戦を推理し、好きな選手の成長や挑戦を応援しながら、お金を賭けてディープにドラマを楽しめる、我が国固有の敬愛すべきギャンブルスポーツだと思います。
もっと深く競艇を楽しみたいですね。
---------------------------------
なお本ブログは予想ブログではないんで、予想及び数値&出走データの確認は御自分でお願いします。
競艇オフィシャルWEBはこちら。
すんません。応援お願いします。下の青いのポチッとお願いします。
| 固定リンク | トラックバック (2)

